日々の生活や活動をとおして感じることを発信しています。【明石良縁会ウイズ】
コラム
断捨離
2010年もあとわずかになった。ほんとうにあっという間に一年が過ぎた感がする。
今年もいろいろと厳しい一年だったが、元気に過ごせたことに感謝である。
断捨離という言葉がブームになっている。自分にとって不要、不敵、不快なモノとの関係を断ち、
捨て、離れることにより気持ちにゆとりを生みだし、暮らしや、気持ち、人生の新陳代謝をはかる
ことだそうだ。確かに身近にモノがあふれ、いつまでも捨てられないものも多い。
単にモノだけでなく頭に詰まったいままでの思考なども思い切って捨て去ることが必要なのだろう。
新しい年2011年に向け、身も心も断捨離して新陳代謝しなければいけないかな‥。 2010.12.29
コラム
秋に思う
きんもくせいの香りがあちこちから匂ってくる。
いつの間にか10月も一週間が過ぎ、朝晩はすっかり秋を感じさせるようになってきた。
いつまで続くのかと思われるほど今年は暑い夏だったが、季節は確実に前に進んでいる。
この夏は尖閣列島問題や特捜検事の事件など大きな事件が起きたが、高齢者の消息不明
問題は将来誰の身にも起こり得る問題として考えさせられる深刻な社会問題であろう。
どんなに強く生きても一人で生きるのはさびしい。誰もが心豊かな老後を願い、長生きし
てよかったと思える人生でありたいと思う。
「あんた大切な人おるね? その人の幸せな様子を思うだけで自分までうれしくなってくる人たい。
今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎったい。大切な人がおらん人間はなんでも
できると思いこむ。自分には失うものがなかっち、それで自分が強うなった気になっとる。失う
ものもなければ欲しいものもない。だけんやろ自分を余裕のある人間っち思いこんどる。
‥‥そうじゃあなかとよ。本当はそれじゃあ駄目とよ」
小説「悪人」の一節である。
大切な人は失って初めてその存在の大きさに気づくことも多いが、大切な人を大事に、
強い人間でなくていい、他人の気持ちのわかる人間でありたいと思う。
人生この先どうなるかわからないが、まあとにかく健康でなければ‥。
すっかり日暮れも早くなってきた。
秋はついもの思いにふけってしまうが、あと少し、一仕事頑張ろう‥。 2010.10.8
コラム
朝のウォーキング
お盆が過ぎ8月も終りになれば朝晩は涼しくなるはずだが今年の暑さは一向に衰える気配が
ない。連日35度以上の猛暑と、夜は熱帯夜が続き今年はクーラーなしでは眠れない。
そんな猛暑が続いているが、1カ月ほど前から朝のウォーキングを始めている。
朝の5時前に家を出て、近くの山(公園)まで犬を連れて約2時間ほど歩く。
昇ったばかりの太陽の姿に感動し、木々の緑に癒され、朝のさわやかな空気を吸い
なんともいえない爽快感に浸る。
最近ちょっと疲れていたが、疲れた気持ちも癒される。歩くことに興味を見い出すといろんな
ところを歩いてみたくなる。熊野古道を歩いてみたいな、屋久島も歩いてみたいなと考えている。
さあ、8月もあと一週間、心身ともに元気で頑張らなくては‥。 2010.8.25
コラム
暑すぎる夏
梅雨が明けて一週間、今日は大暑。一年で一番暑い日だそうだが、連日35度を超す猛暑
が続いている。朝6時前から蝉が一斉に鳴き出し、太陽がかんかんと照りつける。
夏は暑いものだがこんなに夏が暑かっただろうか‥。
梅雨の期間には局地的な集中豪雨により各地で大きな被害があったが、雨が止むと今度は
猛烈な暑さである。いったいどうなっているのだろう。
猛暑のおかげでクーラーやビールなどの売り上げは好調のようだ。猛暑がせめて景気回復に
少しでもつながってほしいものだ。それにしても、暑すぎる‥。
暑すぎる夏についついビールを飲む本数だけが増えてしまう。 2010.7.23
コラム
ちょっと一服
読売新聞の「結婚指輪していますか?」の記事をいつも興味深く読んでいる。
ほのぼのとした仲のいい夫婦の話もあれば、夫や妻を亡くした人、またさまざまな悩みや
苦労をしながらも生きてきた人の話などが掲載されている。そんな記事に涙したり、共感
したり、勇気づけられることも多い。そして人にはいろんな人生があるが、どんな人生にも
無駄はないということをつくづく感じる。
先日の記事には「ちょっと一服」という題でこんな詩が掲載されていた。
ちょっと一服
大きな欅の木だって冬になれば葉を落として休んでいる。
ましてや私のようなちっぽけな人間、たまには重い荷物をおろして
心を休めることがあってもいい。
一生懸命がむしゃらに生きることも大切だが、時には何もかも忘れてちょつと一服する
時も必要なのだろう。
梅雨に入り毎日うっとおしい天気が続いているがこの時期を過ぎれば夏がやってくる。
暑い夏に備えて身も心もちょっと一服したいな‥。いや一服が多すぎるか‥ 2010.6.25
コラム
いにしえを思う
5月もはや終盤を迎えた。
宮崎では口蹄疫の拡がりで大変な事態である。景気回復もなかなか進まない。
一昨日は株価がまた1万円を割れてしまった。相変わらず明るい話題が聞こえてこない。
閉塞感が漂う2010年だが、今年は平城京遷都1300年。奈良が注目され、新聞、雑誌、
駅のポスターなどにも奈良の文字が躍る。話題に乗り遅れまいと先日奈良に行ってきた。
平城京の跡地は広大な原っぱに朱雀門と大極殿が相対して建つだけだが、跡地の中に
近鉄電車が走る姿は今昔の感がする。朱雀門や大極殿を眺め、歩きながらいにしえの
都に思いを馳せるのも楽しい。当時の人々の暮らしはどうだったのだろう‥。いまよりきっと
心が大らかで、ゆっくりと時が流れていたのだろう‥。1300年後の日本は、世界は一体
どうなっているのだろう‥。いろんな思いが頭を巡るが、ふっと現実に引き戻される。
でも、まあそんなことより今を一生懸命生きなければ‥。 2010.5.23
コラム
使命
4月の後半だというのに先週は真冬に戻ったような寒さが続いていたが、今日は春本番を
思わせる暖かさだ。今年の春は例年になく寒暖の差が大きくいったいどうなっているのだろ
うととまどう。アイスランドでは火山の噴火で各方面に影響が出ているそうだ。今後も気候
や環境、そして経済にも影響を及ぼすのではないかと懸念されている。
どちらを向いても明るい話が聞こえてこないが、今年もいつの間にか1/3が過ぎようとしている。
月日のみが矢のごとく流れ、気持ちのみ焦るが最後はいつも「まあ何もなくても元気で人並
みに暮らせればいいか」と自分に言い聞かせ納得してしまう。いつまで経っても成長のない、
そんな自分がはなはだ情けない。
「人間にはその人にしか果たせない使命がある」。東野圭吾の小説「魂と使命のリミット」
の中の一節であるが、この年になっても自分の使命とはなんだろうかと考えてしまう。
それはやはりとにかくいまの仕事に最善を尽くすことかな‥。 2010.4.21
コラム
春の訪れ
昨日来の雨が止み、今日は温かく穏やかな晴天である。
朝は庭で鳴くウグイスの声に目が覚めた。
春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く‥。寒い冬がやっと終わり、春の訪れを感じる。
梅はそろそろ散りかけ、桜の開花がもうすぐだ。
春の訪れはなんとなく気持ちが軽やかになり嬉しい。
まだ年が若い頃は春よりも夏、秋の方が好きな季節だったが、いつの頃からか春の訪れを
待ち遠しく感じるようになってきた。
さあ、春は新しいスタートの季節だ。心新たに前進しなければ‥。 2010.3.16
コラム
雲の上には青空がある
朝から冷たい雨が降っている。こんな時には気持ちまで落ち込んでしまいそうだ。
そんな折、ある会員から残念な話を聞かされた。結婚を意識してお付き合いをしていた
相手から先日突然メールでお別れの連絡があったそうだ。くしくも昨日はバレンタインディー、
一緒に過ごせることを楽しみにしていたようだが、意気消沈している姿になんとも辛い気持ち
になった。
きっといつか「あんな時があったから、いまこんな幸せがある」と思える時が来るよと話し合った。
人生本当に思い通りに行かないことが多い。
外はどんよりとした雨雲だが、雲の上には青空がある‥。 2010.2.15
コラム
今年こそ
2010年の新年が明け早や二週間である。この分では今年もなんだか一年が早そうだ。
昨日から今冬最大の寒波襲来で凍るような寒さである。北国や山陰などでは大雪で大変
だそうだ。関西では今日までを松の内と言うらしい。こんなに寒いと何をするのもおっくうに
なるが、そろそろお正月気分を捨て頑張らねばと思う。
昨年は経済も社会も閉塞感の漂う厳しい一年だったが、今年は明るく希望の見える一年で
あって欲しい。まだまだ冬はこれからが本番。でも、厳しい冬の後には春が待っている。
今年こそ、いい年でありますように‥
今年こそ‥。 2010.1.15