山口県の周防大島町で帰省中に行方不明になっていた2歳の男児が3日ぶりに無事 に発見保護された。
安否を心配していたが、無事発見というニュースに、「よかったなあ」と叫んでしまった。
男児の祖父が一瞬目を離したすきに孫がいなくなってしまい、祖父はどれほど責任を感じておられるだろうと、気持ちを想像してやりきれない思いをしていた だけに、なんとも嬉しかった。
そしてまた男児を発見した78歳の尾畠春夫さんの生き方を知るにつれ、ただ頭が下がるのみである。
昨今、いろんな事件が多い中であるが、尾畠さんのような人がいるんだと思うだけでも幸せな気持ちになってしまう。久々に嬉しいニュースに心温まる思いだ。
それにしても尾畠さんのボランティアとしての信念には胸を打つ。
「対価、物品、飲食、これは絶対に頂かない。敷居をまたいで家の中に入ることもボランティアとして失格だと思っている。私はそれでいいと思うんですよ。人がどうしようと関係ない。自分には自分になりのやり方がある。それを通しただけ。」
尾畠さんが大切にしている言葉があるそうだ。
「かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め。人の命は地球より重い」
朝のニュースで小倉キャスターも言っていたが、自分はこれまで何をしていたんだろう…。人間のレベルが違いすぎる…。